煎茶は、マルセン砂川共同製茶組合に所属し、地域の人たちと共同でお茶を作っています。
烏龍茶や紅茶は、以前までは、共同工場の片隅で、ちょこちょこと製造していたのですが、2018年春より、とうとう自前の工場を立ち上げました!ここ静岡県西部では初となる本格的な烏龍茶工場です!
台湾の烏龍茶の美味しさに感動したのは2014年1月でした。この味と香りを自分の手で!という想いから、スタートした烏龍茶作り。試行錯誤しながらも、可能性を信じて挑戦してきました。品種の選定。葉の状態。天候。日光に当てる時間。撹拌の仕方、などなど考えることは無限。ホットプレートでの試作は数知れず、たくさんの名もなき烏龍茶たちが僕の喉を通っていきました。

美味しい烏龍茶を求めて宮崎へも行きました。
台湾の高山、日本人もめったに行かないような山奥までも足を運びました。

そして、2018年春。とうとう、うの茶園専用の烏龍茶工場が出来上がりました。紅茶もこちらの茶工場で作っています。
理解ある方に、古民家を譲っていただきました。我が茶工場は、ちょっと風変わりな「古民家風茶工場」です。アクセスが非常に悪いぶん、秘密めいた僕の烏龍茶を製造するにはもってこいのロケーションです。1年がかりで、ほぼDIYで仕上げました。
床を外し、土間を打ち、機械を据えました。壁をはり、天井板をはり、排水から給水まで行いました。トイレも自作。
古民家の半分はお茶工場に、もう半分は喫茶スペースとして整備しました。アクセスの悪さから、よほどコアなお客様しか来るはずありませんが、せっかく来てくれたお客様にはオモテナシできるような空間に仕上げています。

烏龍茶製造の要となる殺青機は台湾よりやってきました。
揺青機とカレイ(大きい竹製のザル)は、熊本の下田茶園さんより譲っていただきました。レンタカーでロングトラック借りて48時間で熊本と往復2200km。二度とやりたくないですが、いい思い出です。その他の機械は、地元春野町で大事に使ってもらっていたものや、半分野ざらしで朽ち果てつつあるもので間に合わせました。

設備は整いました。
が、肝心の烏龍茶の質が、まだまだ発展途上中です。
だいぶ安定していいものが作れるようになったのですが、正直まだ納得できていません。来年になれば、新しい品種が育ってきますので、それに期待しています。さ来年になれば、また別の品種が育ってきますので、そちらも乞うご期待ください。

うの茶園の烏龍茶、その名も「ウーノン茶」。今後の進化にご期待ください。